(こうやさん・さいきょうじ)
最教寺は、大同元年(806)弘法大師が唐から帰朝した時、初めて護摩を焚いたところといわれる。現在、奥の院には大師の護摩石と坐禅石があり、住時をしのぶことができる。慶長十二年(1607)平戸藩主松浦鎮信が高野山最教寺を復興、真言教学の学問所である談義所を合併し、大和国長谷寺の空盛上人を中興開山として招いた。
また、その二年後、奥の院を建立している。西の高野山と呼ばれるだけあって、広大な境内である。駐車場からは、脇より境内に入ることになるが、本来の参道は楠が並ぶすばらしい石段が続く。切妻造の山門を入った正面が入母屋造の本堂で、安永三年(1774)の建築である。本尊は虚空蔵菩薩を拝することができる。
年中行事
一月 | 祝祷会 |
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二月 | 節分会と子泣相撲 |
三月 | 春季彼岸会とお巡り |
四月 | 正御影供 |
六月 | 降誕会 |
七月 | 施餓鬼会 |
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八月 | お盆 |
九月 | 秋季彼岸会 |
十一月 | 献穀祭 |
十二月 | 論議 |
宗派 | 真言宗智山派 |
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本尊 | 虚空蔵菩薩座像 弘法大師座像 |
TEL | 0950-22-2469 |
FAX | 0950-23-2463 |
住所 | 〒859-5121 長崎県平戸市岩の上町1206 |
アクセス |
・JR佐世保線佐世保駅から西肥バス平戸行、平戸バスターミナル下車、徒歩15分 ・車の場合、国道204号線から平戸大橋を渡り、平戸市内へ。寺標を左折する ・境内横に駐車場あり。 |