(つるかけさん・さいふくじ)
当山は、千有余年の昔より仙人山伏の修行道場として、この景勝寂奇岩怪石懸崖に清水の滝がある大洞穴の奥の院に庵を結んで修行していました。大正九年八月南有馬勢が直谷城に押し寄せて来た時、平戸城主と直谷城主の兵と合流して、弦掛の山に 陣を敷き有馬勢に向かって戦端に開き弓に弦を掛け戦った所で弦掛の地名があります。以後、この戦いで亡くなった霊を供養せんと庵を結んで法灯をかかげました。
明治以降、観世音菩薩の霊験あらたかなること、世に知れ渡り代々の先師はこのみ山に堂塔を建立し観世音菩薩を本尊とし、人々に信仰を集めています。
年中行事
一月 | 正月護摩 |
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二月 | 節分会 |
三月 | 春季彼岸会 |
四月 | 水子供養会 |
七月 | 大般若会 |
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八月 | 施餓鬼会・水子供養会 |
九月 | 秋季彼岸会 |
十二月 | 冬報恩講 |
宗派 | 真言宗智山派 |
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本尊 | 十一面観音立像 |
TEL | 0956-76-2709 |
FAX | 0956-78-2113 |
住所 | 〒859-6414 長崎県佐世保市世知原町矢櫃25-2 |
アクセス |
・JR佐世保線佐世保駅から西肥バス菰田経由松浦行、弦掛観音入口下車5分 ・車の場合、吉井町から世知原町に向かい、さらに佐世保方面へ。寺標にしたがって右折する ・境内に駐車場有 |