金剛寺は市街の中に在り、人々から中将姫の愛称で呼ばれている。創建は慶長年間(1596)斉藤又右門と称する人が開基したと伝えられている。
当初は熊本城の裏鬼門にあたる所にあって、加藤神社の別当を兼ねていたが、明治維新の廃仏毀釈に寺門は衰退していた。 明治25年(1892)増本法秀が現在の地に法灯をかかげ、由緒ある金剛寺を復興して維新の世情に弘法大師の教えを広めた。
(びゃくれんざん・こんごうじ)
金剛寺は市街の中に在り、人々から中将姫の愛称で呼ばれている。創建は慶長年間(1596)斉藤又右門と称する人が開基したと伝えられている。
当初は熊本城の裏鬼門にあたる所にあって、加藤神社の別当を兼ねていたが、明治維新の廃仏毀釈に寺門は衰退していた。 明治25年(1892)増本法秀が現在の地に法灯をかかげ、由緒ある金剛寺を復興して維新の世情に弘法大師の教えを広めた。
しかし、昭和の戦火に焼失したが、寺門の再建に仏心をたぎらせ、新たな法灯を継承した。 以来、昭和58年に現在の秀和尼が本堂を再建して、祈りの道場を構えた。
中将姫の由来は、開基の斉藤又右門が霊示のお告げをうけて勧請したという。 中将姫といえば、奈良の当麻寺で出家した姫は、法如尼と改め阿弥陀如来に祈願していたところ、比丘尼が現れ、当麻曼荼羅を織り上げたと言う伝説がある。
米満 秀和 (しゅうわ)
極楽を 何処ときけば 金剛寺
中将姫のいます浄土ぞ
元 旦 | 0:30 | 新年護摩祈祷 |
---|---|---|
2月 3日 | 11:00 | 星祭り |
7月22日 | 11:00 | 中将姫尊 護摩供 |
10月24日 | 11:00 | 水子供養 |
宗派 | 高野山真言宗 |
---|---|
本尊 | 十一面観音立像 |
TEL | 096-364-3933 |
住所 | 〒862-0975 熊本県熊本市新屋敷1-22-12 |